
南小学校校舎改築工事は、平成12年度エコスクール・パイロットモデル事業に認定されました。
エコスクールとは環境を考慮して設計・建設、運営され、環境教育に活かせる学校施設のことで、次のような特色があります。
○地球,地域,児童・生徒に,やさしく造る
○建物,資源,エネルギーを,賢く・永く使う
○施設,原理,仕組みを,学習に資する
南小は「グリーン電力基金」の補助による太陽光発電を中心とした校舎として生まれ変わることになりました。
太陽光発電
南小の太陽光発電パネルは、最大80kW(40A契約の家庭20軒分)の発電量があります。日中、使い切れない電力は電力会社に売電され、年間使用電力の3分の2を賄えると計算されています。また、発電状況のデータは専用コンピュータで処理され、1階多目的スペースのパネルにCO2の削減量が表示されます。
屋根の南側全面に敷き詰められた発電パネル

交流100Vに変換するインバーター 多目的スペースの表示パネル

教室・オープンスペース
南小は各階に普通教室4教室があり、その教室に連続してほぼ同じ広さのオープンスペースが設けられています。学習形態や活動内容によって柔軟に教室・オープンスペースを使うことができ、学習効果を上げています。また、各教室にはLANの設備があり、コンピュータが2台ずつ配置され、いつでも学習に使えるようになっています。教室の机や椅子は温かみのある県産材の木製のものが使われ、壁にも天然材の腰板が貼られています。さらに十分な明るさの照明、インターホン、非常用連絡ボタン、扇風機等があり、複層ガラスを用いた窓サッシのため冬でもあまり寒さを感じません。教室に接する低学年玄関は段差のないバリアフリーとなっています。
多目的スペース・特別教室
多目的スペースは一部が吹き抜けとなっており、全校集会や様々な活動に利用されています。床暖房の設備があり、冬の集会活動では助かります。壁には思い出の旧校舎階段を再利用した板が取り付けられています。学校施設開放事業として許可団体に貸し出される視聴覚室、音楽室等には、冷暖房のエアコンが設置されています。また、廊下や出入り口はメーターモジュール設計のため、一回り広く使いやすくなっています。


ワークラウンジ
1階に1カ所、2階に2カ所、3階に1カ所のワークラウンジという教室半分ほどのスペースがあります。ここは、展示スペースとしてまた、子どもたちの小さな集会、作業スペースとして活用されています。
1階は水族館です。ザリガニ、メダカ、金魚などがいます。

2階には木造校舎のジオラマが置かれています。このジオラマは平成12年度の改築記念イベントで、有志により製作されたものです。旧校舎を精密に再現しただけでなく、南小の四季を子どもたち、先生、地域の人々のドラマを織り込んで表現しています。南小にお立ち寄りの際はぜひご覧下さい。じっくり見るほどたくさんの発見があります。
全体の大きさは2メートル四方もあります。 校庭の一人一人にもモデルがあるそうです。

春 夏

秋 冬
